ラボグロウンダイヤモンドの見分け方|鑑定書と刻印を照合し正体を見極める3つの手順

ラボグロウンダイヤモンドの見分け方|鑑定書と刻印を照合し正体を見極める3つの手順

「ラボグロウンダイヤモンドは天然と見分けがつかない」と聞き、品質への不安や鑑定書の信頼性に迷いを感じていませんか。

本記事では、鑑定書と現物のレーザー刻印を照合し、ラボグロウンダイヤモンドの正体を確実に見極める具体的な手順を解説します。

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは肉眼やルーペで見分けられるのか?

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは肉眼やルーペで見分けられるのか?
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは肉眼やルーペで見分けられるのか?

結論から申し上げますと、どれほど熟練した鑑定士であっても、肉眼や一般的な10倍ルーペのみで天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドを見分けることは不可能です。

これは、ラボグロウンダイヤモンドが天然ダイヤモンドと化学的・物理的・光学的に同一の特性を持っているためです。光の屈折率や分散度、さらには地球上で最も硬いとされる硬度といった性質まで、すべてが一致しています。

かつて「偽物」と呼ばれたキュービックジルコニアやモアサナイトは、成分自体が異なるため、プロがルーペで見れば光の屈折や角の摩耗で判別できました。

しかし、ラボグロウンダイヤモンドは「本質的に同じ結晶構造」を持つため、従来の判別方法は通用しません。
専門的な分光分析装置や紫外線照射による成長パターンの確認を行わない限り、両者を肉眼で区別する手段はありません。

この「見分けがつかない」という事実は、裏を返せば、ラボグロウンダイヤモンドが天然と遜色ない輝きを長く放ち続けることを意味します。

だからこそ、購入時には「その石が何であるか」を証明する鑑定書の存在が不可欠となります。
資産価値を追うのではなく、石そのものの美しさを自分の基準で選ぶ方にとって、鑑定書は唯一無二の安心材料となるのです。

CVD法とHPHT法による成長の違い

ラボグロウンダイヤモンドの生成には、主にCVD(化学気相蒸着)法とHPHT(高温高圧)法の2種類があります。

CVD法は炭素を含むガスから結晶を成長させ、HPHT法は地球内部の環境を再現して結晶を作ります。
これらの製法の違いもまた、肉眼では判別できませんが、専門機関の鑑定書にはその素性が明記されることが一般的です。

ラボグロウンダイヤモンドの鑑定書に記載されたシリアルナンバーは何を意味するのか?

ラボグロウンダイヤモンドの鑑定書に記載されたシリアルナンバーは何を意味するのか?
ラボグロウンダイヤモンドの鑑定書に記載されたシリアルナンバーは何を意味するのか?

ラボグロウンダイヤモンドの鑑定書には、必ず個別の「レポート番号(シリアルナンバー)」が記載されています。これは、世界的な鑑定機関であるIGI(International Gemological Institute)などが発行するもので、その石が「ラボで生成されたダイヤモンドであること」と「品質基準(4C)」を公的に証明するIDカードの役割を果たします。

このシリアルナンバーは、鑑定機関のオンラインデータベースと直結しています。

例えば、IGIの公式サイトで番号を入力すれば、石のカラット数、カラー、クラリティ、カットのグレードが即座に表示されます。
これにより、手元の鑑定書が偽造されたものではないか、あるいは記載内容に相違がないかを、誰でも客観的に確認することが可能です。

TRUE.では、一粒ネックレスと0.5ct以上の一粒ピアスにこのIGI鑑定書を付属させています。

鑑定書があることで、天然ダイヤモンドとの混同を防ぎ、お客様が「自分の選んだ一石」に対して絶対的な確信を持てるようにしています。
シリアルナンバーは、単なる管理番号ではなく、その石の出自と品質を保証する誠実さの証なのです。

鑑定書と現物のレーザー刻印を照合して正体を見極める手順とは?

鑑定書と現物のレーザー刻印を照合して正体を見極める手順とは?
鑑定書と現物のレーザー刻印を照合して正体を見極める手順とは?

鑑定書と現物の石が同一であることを確認する最も確実な方法は、ダイヤモンドの側面に刻まれた「レーザー刻印」を照合することです。

多くの高品質なラボグロウンダイヤモンドには、顕微鏡サイズでシリアルナンバーが刻印されています。
この刻印と鑑定書の番号が一致すれば、その石の正体と品質が証明されたことになります。

この照合作業は、専門的な知識がなくても、適切な道具と手順を踏めば個人で行うことが可能です。

鑑定書に記載された「LABORATORY GROWN」という文字とレポート番号が、現物のどこに、どのように刻まれているかを知ることで、すり替えや偽物のリスクを大きく減らせます。
以下に、具体的な3つの手順をまとめました。

  1. 鑑定書のレポート番号を確認する: まずは手元にあるIGI等の鑑定書を開き、右上に記載されている「Report Number」をメモします。また、鑑定書内に刻印の有無に関する記載があるかを確認してください。
  2. 10倍以上のルーペでガードルを観察する: ダイヤモンドをピンセットなどで固定し、10倍以上のルーペを使用して、石の側面(ガードル部分)を一周するように観察します。光を斜めから当てると文字が浮かび上がりやすくなります。
  3. 刻印された番号と鑑定書を照合する: ガードル部分に「LABORATORY GROWN」の文字とともに刻印された微細な数字を読み取ります。この数字が鑑定書のレポート番号と一字一句違わずに一致することを確認すれば、照合完了です。

鑑定書付きのラボグロウンダイヤモンドを自分の基準で選ぶ際の注意点は何か?

鑑定書付きのラボグロウンダイヤモンドを自分の基準で選ぶ際の注意点は何か?
鑑定書付きのラボグロウンダイヤモンドを自分の基準で選ぶ際の注意点は何か?

鑑定書が付いているからといって、すべてのラボグロウンダイヤモンドが同じ品質であるわけではありません。

特に注目すべきは、カラーとクラリティの基準です。
TRUE.では、長く愛用するに値する基準として、一粒ネックレスと一粒ピアスに「Fカラー以上」「VSクラス以上」、テニスブレスレットに「Fカラー」「VSクラス」「VGカット」を定めています。

この2つは、肉眼で内包物を確認することが困難で、かつ無色の範囲に入る境界の値です。

また、鑑定書の種類にも注意が必要です。

世界的に信頼されているのはIGIやGIAといった機関ですが、中には独自基準の自社鑑定書を付けているケースもあります。
客観的な第三者機関による鑑定書が付いているかどうかは、そのジュエリーが「自分の基準」を満たしているかを判断する上で極めて重要なポイントとなります。

さらに、地金の品質も忘れてはなりません。

TRUE.では、ラボグロウンダイヤモンドの美しい輝きを引き立てるため、地金はプラチナPt900のみを使用しています。
鑑定書で石の品質を担保し、地金で耐久性と品格を担保する。

この両輪が揃って初めて、後悔のないジュエリー選びが可能になります。

TRUE.の品質基準と鑑定内容
項目 TRUE.の基準 証明方法
カラー 一粒ネックレス・一粒ピアスはFカラー以上/テニスブレスレットはFカラー(いずれも無色) 一粒ネックレスと0.5ct以上の一粒ピアスはIGI鑑定書に明記
クラリティ 一粒ネックレス・一粒ピアスはVSクラス以上/テニスブレスレットはVSクラス 一粒ネックレスと0.5ct以上の一粒ピアスはIGI鑑定書に明記
地金素材 プラチナPt900 ジュエリー本体に刻印
個体識別 レーザー刻印あり 現物と鑑定書の照合

「受注仕立て」という選び方がもたらす確信と満足感

鑑定書で品質を確認した後は、それをどのような形に仕立てるかが重要です。

多くの店舗では既製品の在庫販売が中心ですが、TRUE.は、お客様がカラット数と4種類の爪デザイン(6本爪・4本爪・4本割爪・フクリン)を組み合わせる「受注仕立て」の体制をとっています。
これにより、他人の在庫を買い取るのではなく、自分のために用意された一石を迎え入れるという体験を提供しています。

注文を受けてから職人が一点ずつ仕立てるため、お届けまでには3〜4週間(最短21日)の時間をいただいています。

この待つ時間は、決して不便なものではありません。
鑑定書に記された理想の一石が、熟練の職人の手によって形になっていく過程を想う「仕立ての時間」です。

このプロセスを経て手元に届くジュエリーには、既製品にはない静かな確信が宿ります。

自分の人生を自分で選んできた女性にとって、ジュエリーは単なる装飾品ではなく、自らの価値観の表明です。

天然ダイヤモンドの価格に縛られてカラットを妥協するのではなく、ラボグロウンダイヤモンドという選択肢を自らの知性で選び取る。
その選択を裏付けるのが、IGI鑑定書であり、受注仕立てという誠実なプロセスなのです。

選べる4種類のデザイン

TRUE.では、一粒ネックレスやピアスにおいて、王道の6本爪、石を大きく見せる4本爪、繊細な4本割爪、地金で囲むフクリン留めの4種類をご用意しています。

これらをお好みのカラット(ネックレスは0.5ctから、ピアスは0.3ctから)と組み合わせることで、自分だけのジュエリーが完成します。

よくある質問

Q1. ラボグロウンダイヤモンドとはどのような宝石ですか?

研究所などで人工的に作られたダイヤモンドのことです。
天然石と全く同じ成分や構造を持っており、光の輝きや硬さも同等ですが、鑑定書には人工であることを示す記載が必ずなされます。

Q2. 鑑定書がない場合、どのように見分ければよいですか?

肉眼やルーペでは判別できないため、専用の検査機器がある鑑定機関や買取店に依頼する必要があります。
特殊な光を当てて、結晶の成長パターンやわずかな不純物の違いを調べることで正確に特定できます。

Q3. レーザー刻印は肉眼でも確認できますか?

非常に小さな刻印のため、肉眼で確認するのは困難です。
10倍以上の倍率があるルーペや顕微鏡を使い、ダイヤモンドの側面(ガードル部分)を注意深く観察することで、シリアルナンバーを読み取れます。

Q4. 鑑定書の内容と現物の刻印が一致しない場合はどうすればいいですか?

番号が一つでも異なれば、その鑑定書は別の石のものです。
すり替えや取り違えの可能性があるため、購入店にすぐに相談するか、信頼できる第三者の鑑定機関で再度チェックを受けることをおすすめします。

Q5. ラボグロウンダイヤモンドを選ぶ際、鑑定書以外に注意点はありますか?

鑑定書を発行している機関が信頼できるかを確認しましょう。
また、天然石と同様に「4C」と呼ばれる品質基準がありますが、二次流通での買取価格はほとんど期待できません。
将来の換金額ではなく、今の自分が納得できるかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。